私は千葉県出身で岩手医科大学を卒業後、順天堂医院にて初期臨床研修を行い、当科に入局し現在は順天堂越谷病院にて勤務しています。
学生の時から人格という人間らしさの根本について扱っている精神科に興味があり、200床以上の精神科病床を持つ越谷病院を有するところに魅力を感じ、当講座を選びました。他大学出身者として気になっていた順天堂の学閥を問わない精神は当講座も同じで、出身大学を全く気にすることなく働けており、上司を含め他の先生方の出身大学も多様です。越谷病院では豊富な症例を経験することができ、医局の雰囲気もアットホームでいつでも誰にでも気楽に相談できる環境なのであっという間に知識も身につけつつ経験症例を蓄積していくことができます。
その一方で研究も充実して取り組む環境が整備されており、越谷病院での豊富な症例を活かしつつ最先端の研究設備の整った本郷と行き来しながら研究に取り組めるのはとてもおすすめなポイントです。私自身は入局と同時に大学院に進学し、現在は前嶋仁准教授のもとでクロザピンの血中濃度を測定しより安全性の高い治療を確立しようと研究をしています。越谷病院でもある程度の実験手技は行え、一部実験を越谷病院にて行い、その後本郷キャンパスへ移動し測定実験を行う流れで行っており、臨床業務を行いながら研究に打ち込める環境はとても充実していると感じています。
その他休暇の取得についても医局全体で奨励しており、私も入局当初からしっかり休暇を取得させていただき趣味の写真撮影や山登りに出かけ、年に1回程度は趣味仲間と写真展を開催するなどオフの時間を満喫しています。色々書き連ねていますが休みがしっかり取れることは重要で、日々の業務で疲れた際も休暇を利用して思い切りオフの時間を楽しめるからこそ、元気に働けていると感じています。
その他にも豊富な指導陣や充実した教育等色々とオススメポイントは挙げたらキリがなく、興味を持たれた方はぜひ一度見学にきていただけたら幸いです。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています!
※掲載内容は2021年9月当時のものです。